筋肉疲労や肩こり・腰痛の原因とまで、言われた乳酸のお話です。

本当につい最近まで、筋肉が張る大きな原因は【乳酸】だと言われてました。

ザックリ説明すると。

「乳酸(にゅうさん)」原因説
運動中に起こる筋収縮により、筋肉への酸素供給は間に合わなくなります。

そのために、エネルギー源であるブドウ糖が不完全燃焼を起こすのです。

そのときに、「燃えカス」として乳酸が残ります。

そして、乳酸は筋肉中にたまり筋肉を収縮するのです。

筋肉が縮むと血行が悪くなり疲労を感じます。

もっと分かりやすく

筋肉を酷使すると、筋肉内に「乳酸」が溜(た)まり、

本来中性である筋肉が酸性になることで痛みを引き起こすとされる。

つい最近まで、乳酸=疲労物質でした。(まあ、悪役みたいな感じです(笑))

ところが最近、違うぞ!むしろ逆だと分かりました。

詳しく。

「乳酸=疲労物質」と言われるようになったのは、「疲労すると血中に乳酸が増える」という100年ほど前の実験の結果だけ。

わかっているのは「疲労した身体の血液中には乳酸が増えている」という事実だけでした。

それがいつの間にか、「乳酸が肉体を疲労させる」というような形に変わり、「乳酸=疲労物質」と言われ続けています。

(可哀想に、無実の罪なのに…)

2004年8月に「Sience」誌に掲載された論文でそれまでの乳酸についての常識とされた乳酸疲労物質説が否定され。

「これまで筋肉の疲労と乳酸とは、同一と考えられてきたが、むしろ逆に乳酸は筋肉疲労を和らげてくれる物質と分かった。」というものだ。

(ここで、やっと日の目を見る)

凄く、分かりにくい論文なので 分かりやすく言うと…

「乳酸がある方が筋肉は持続的に収縮できる」という事。疲労回復に役立ってるよ~ってことです。

ちなみに、ネズミの実験で。

ねずみに運動前に乳酸を与え、与えない場合と比較したところ、運動時間に全く差がなかった!?

要は、乳酸が疲労物質なら乳酸を与えたねずみは運動時間が減るはずですが、

乳酸は運動後に増加し、その後に減少していくということが起こるために、

今までは疲労物質と考えられていた乳酸は、現在ではむしろエネルギーを補う物質であることが分かってきた

って事です。じゃあ!筋肉疲労・肩こりの原因は?…

色々と説は、ありますが…正確にこれだって物は分かってません(-_-;)

有力と言われてた。乳酸説も今では違うと言われてますしね(笑)

人それぞれ、違う原因があったり・環境・心だったりと、様々で

一つではないと言う事です。それを、医学だけでまとめるのも

まだ、難しいのかもしれませんね(^-^)

でも、我が手もみ本舗は、恋人・家族・とはいきませんが

ハートフルリラクゼーション=心と体を癒す

をモットーに喜んで頂ける用、頑張ります(^_^)v

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