っと言うわけで、今回はオリンピックの話題です(^_^)v
オリンピックの歴史は古代オリンピックから始まり
近代の父、クーベルタンが19世紀末に提唱して
今のオリンピックが始まります(*´▽`*)
更にザックリ解説すると。
古代オリンピックとは、今のギリシャの
エーリス地方のオリュンピア(現在のアルヘア・オリンビア)
で4年に1回行われてた当時最大級の祭典でした。
当時はオリュンピア大祭と呼ばれ、紀元前9世紀から紀元後4世紀にかけて行われていました。
特徴としては近代オリンピックと異なり、ギリシア人の血筋を持つ者しか参加が許されず、罪を犯した者も参加できないというルールでした。
さて、このオリュンピア大祭についてですが、いろいろと複雑です。
近代オリンピックとはいえ「夏季オリンピック&冬季オリンピック」の2種類ですが、当時は4つの種類に分かれていました。
例
☆オリュンピア大祭:開催地オリュンピア 4年に1度開催 祭神:ゼウス
☆ネメアー大祭:開催地ネメアー 2年に1度開催 祭神:ゼウス
☆イストモス大祭:開催地イストモス(現・イストミア) 2年に1度開催 祭神:ポセイドン
☆ピューティア大祭:開催地デルポイ 4年に1度開催 祭神:アポロン
4つありますが、大神ゼウスに捧げられるオリュンピア祭が最も盛大に行われました。このオリュンピア際が「近代オリンピックの元祖」となっています。
オリュンピア祭では体育だけでなく詩で競いあっていたこともあるようです。さらに拳闘といった殴り合いもあったようで、競技は多岐にわたります。
古代オリンピックは、女人禁制でした!
理由は、走る際の格好にも関係しており、奉納競技においては服を着なかったからと言われています。
しかし女性には女性専用のオリンピックである「ヘーライア」と呼ばれる祭典がありました。
こちらはゼウスの妃ヘラに捧げる祭りです。オリュンピア祭と重ならない年に行われていた女子のみの祭典となっている。競技は短距離走のみでした。
そんな、古代オリンピックにも終わりが訪れます。
理由は、簡単に言うと…宗教です。
キリスト教が広まるにつれ、異教とされるローマ神の祭典であるオリュンピア際は立場がなくなっていきました。
392年にキリスト教が国教となりました。この時、キリスト教以外の宗教は禁じられた事によりオリュンピア大祭も禁じられる事になりました。
正確に終わった年などはわかっておらず、専門家でも意見がわれています。
しかし300年後半に終わったことは判明しています。
これが、古代オリンピックです。
近代オリンピックは、1892年に
クーベルタン(近代オリンピックの父)がソルボンヌ講堂で
ある、演説をします。
古代オリンピックの概念を生かし、
各国から選手が集まり競技を行う、
平和のための祭典を行う…。
クーベルタン男のこの思想に共鳴した国々が、
1896年アテネで第一回オリンピックを
開くこととなったのです。
その後、クーベルタンの思いとは裏腹に
ミュンヘン・東西冷戦のモスクワ・世界大戦のベルリンなどがあり
現在のオリンピックが行われています。悲しい出来事の上に成ったているオリンピックに
思いを馳せてはいかがでしょうか。