今回は相対性理論のお話
相対性理論の浦島効果 500光年宇宙の旅
宇宙船で地球から500光年の所にある惑星に
旅に出るとします。
最初の100光年を1G加速
中間300光年を光速99.999%で等速航行
残り100光年を-1Gで加速【減速】
1Gで加速し続けると約一年で光速に近づくので
最初の100光年は101年かかります
途中の30光年は約300年
減速も101年かかります
500光年の旅は 約502年で到着します
直ぐに帰路に向かえば
1004年後に地球に帰還します
出発した時の家族や友人は
もう誰もいないでしょう
これは地球時間です しかし
船内の時間は26年しか経っていません
最初の加速する100光年は船内時間は5.3年
中間の等速移動する300光年は2.9年
減速の100光年が同じく5.3年です
約13年 往復して26年です
乗組員は26歳しか歳をとりません
これを 船内から地球をみた時間にすると
これが面白い
最初の加速する100光年が約1年
中間の300光年がたったの11日
最後の減速で一気に501年が経ちます
結果は502年です 帰りも同じです
もし高性能の地球を観る装置が有ったら
スローになったり 高速になったり
不思議ですね
これは未来にタイムスリップした事になります
過去にタイムスリップするのは今のところ不可能と思われます
ブラックホールの内側の事象の境界線の中が解明されたら
ハッキリするかもしれないですね
アインシュタインの方程式だけでは
過去にタイムススリップすることも あり得ると
いう事になっている らしいですから
それは不可能だと証明することが
現代の科学者の仕事の1つでもあります
by 川幡